相性が悪い

前の部署にいた時に、会社の先輩から教えていただいた本です。
1年前に買って途中まで読んだのですが、ほったらかしでした。(^^;;


星座や血液型による相性占いは、ある意味根拠のないものです。
現に、日本でいうO型の性格は、外国では別の血液型だったりします。
日本でも同じ血液型なのに、性格が別ものだったりするケースもありますよね。
この本では、性格というものを家庭構成から授けられるものと見なします。
具体的には、第一子や末っ子、一人っ子などのケースで、幼少時代に
どんな風に育てられるのかを説明しています。


例えば、第一子は兄弟ができるまでは親からの愛が全部受けられるけど、
兄弟ができた途端に、その愛が弟や妹へ注がれるようになります。
そして、長男には「長男だから弟(妹)を面倒みなさい」と言って、
弟(妹)を世話するようにし向けられ、結果的に世話好きになるそうです。
逆に弟(妹)は、家族すべてからの愛を受けて育つので、甘え上手に育ち、
世話好きにはならないそうです。


で、同じ第一子でも親が第一子の場合と末っ子の場合では、別の性格に
なったりするし、第一子と末っ子(世話好きと甘え上手は相性が良い)が
付き合った場合の関係とか、結婚して子供がいる/いない場合の違いなど、、
色々なパターンが説明されています。


兄弟関係で人間関係を分析すること自体が新鮮でしたし、
それが意外と自分にとって納得できる内容だったので、楽しく読めました♪
ま、それを信用するかどうかは別のお話しですけどね。;-)
読んでみたい方は本をお貸ししますので、声を掛けてくださいな。

相性が悪い! (新潮新書)

相性が悪い! (新潮新書)